福井市でおすすめの住まいの相談窓口を紹介します！

都市部は便利なお店や設備が整っている福井市ですが、中心市街地から少し離れると豊かな自然があり、歴史的な遺跡や美術館、博物館といった文化施設も揃っています。そして越前ガニをはじめとした海産物や野菜やお米などの農産物、ソースカツ丼や水ようかん、地酒と行ったさまざまな特産品もあり、きれいな水とおいしい食べ物に囲まれて暮らすことができるのも大きな魅力です。

さらに福井市は子育て支援に力を入れている地域であり、18歳未満の年度末まで医療費助成、幼児教育・保育の無償化、保育施設の待機児童ゼロなど、子育て世帯にありがたい制度がたくさんあります。また子どもの学力・体力が全国トップクラスであり、教育に力を入れたい親御さんからも注目されている都市です。

そんな福井市は、福井県内でも新築戸建供給の中心地であり、とくに北陸本線の福井駅からバス利用エリアのほか、福井鉄道福武線、えちぜん鉄道の三国芦原線や勝山永平寺線の駅から徒歩圏のエリアなどで供給があります。主なプランは、土地面積が150㎡～200㎡、建物面積が110㎡～120㎡の4LDKなどとなっており、中心価格帯は2,000万円台です。

東京や大阪に比べると安くて広々とした家に住めるうえに、住宅が密集していないのでお子様やペットのいるご家族でもゆったりと暮らすことができるでしょう。また東洋経済新報社が発表した「住みよさランキング2022」では全国2位（県庁所在地・中核市では1位）を獲得しており、福井は住宅購入で注目するべき地域であるといえるでしょう。

ここまで福井市の住みやすさについて解説させていただきましたが、実際にいざ福井市に注文住宅を建てようと思っても、何から始めればいいかわからない方も多いでしょう。そんな時に家づくりの相談先を選ぶとしたら、どこに相談しようと考える方が多いのでしょうか？

今回は「注文住宅を建てる際、どこに相談しようと考えるか」についてアンケート調査を行いました。それでは結果の詳細をみていきましょう。

第1位は「工務店やハウスメーカー」でした。工務店やハウスメーカーなど、住宅会社の営業担当者に相談する方が多いようです。工務店やハウスメーカーの担当者は、家づくりの相談にオールマイティーに相談に乗ってくれます。

間取りや予算に合った設計などの具体的なアドバイスをもらうこともできるでしょう。ただし、担当者はあくまでも営業マンのため、自社の営業をされる可能性があります。

第2位は「住宅相談窓口」でした。住宅相談窓口では、マイホームづくりのプロに無料で相談に乗ってもらえます。

窓口にいるスタッフは公平中立的な立場であるため、無理に住宅購入をすすめられる心配もありません。家づくりについて基礎から教えて欲しい方やゆっくり相談したい方にもぴったりでしょう。

第3位は「住宅展示場」でした。全国各地にあり、入場料無料で入れる住宅展示場は、家づくりのことを気軽に相談できるスペースでもあります。

具体的な購入予定が決まっていない方や見学だけしたい方も、訪れることが可能です。住宅展示場でモデルハウスの特徴や性能なども教えてもらえるでしょう。

アンケートの結果は以上となりますが、初めてのマイホームづくりの方に特におすすめなのが、住まいの相談窓口です。次の見出しでは住まいの相談窓口とは？無料で利用できるワケについて、詳しく解説させていただきます。

もちろん依頼者にこの費用が請求される心配はなく、何度利用しても無料なので納得するまで相談することができます。

また窓口で対応してくれるスタッフは、どの住宅会社にも所属していない中立公正な立場です。そのため特定のメーカーを無理に勧めてきたり、しつこく契約を迫ってきたりということもありません。これまでに住宅会社に出向いて勧誘などの面で嫌な思いをした方でも、住まいの相談窓口なら安心して相談できるはずです。

さらに住まいの相談窓口は、多くの方が住宅購入で不安を感じやすいお金についての相談もできる場所です。現在の収入や将来的な支出などもヒアリングしたうえで、予算のシミュレーションや住宅ローンの適切な借り入れ額などのアドバイスをしてくれるため、FPの役割も担っているといえます。

このように、住まいの相談窓口は家の購入に必要な知識や情報を隅から隅までアドバイスしてくれ、家族にとって最適な方法などを知ることができるので、住宅購入を検討している方にぜひ利用してほしい場所でもあります。家を購入したいけれど何からスタートすればいいかわからないという方は、ぜひ住まいの相談窓口を訪れてみましょう。

メリット

購入先を比較検討できる

住まいの相談窓口は複数のハウスメーカーや工務店と提携しており、各社の詳しい情報を持っています。相談者の希望に合わせて最適な住宅会社をいくつかチョイスして紹介してくれるので、いくつも住宅会社を回らなくても購入先の比較検討ができるというメリットがあります。

忙しい方でも一箇所でさまざまな住宅会社の情報を手に入れることができるので、より自分たちの希望を叶えてくれる住宅会社を見つけやすくなるでしょう。もちろんそれぞれの会社の特長なども教えてもらえるので、納得した状態で住宅会社選びができます。

専門家の意見が聞ける

住まいの相談窓口で相談に対応しているのは、住宅購入に関する幅広い知識や経験を持つ専門家です。これまでにも多くの方の住宅購入を見て、サポートしてきたからこそ伝えられる情報やアドバイスを聞けるので、初めて住宅購入をする方でも不安を感じにくいでしょう。

宅地建物取引士や住宅購入診断士などの資格を持つ専門家が在籍している窓口であれば、プロの目線からのアドバイスも受けられるので、失敗しない住宅購入に繋がりやすいでしょう。

ローンや返済の相談も可能

家の購入で気になるお金のことも、住まいの相談窓口なら詳しく相談できます。現在の収入や将来のことなどをヒアリングしたうえで適正な予算を提示してくれたり、住宅ローンの返済について相談できたりと、多くの不安を解消してくれるでしょう。

お金について詳しい相談員がいる窓口に相談することで、住宅会社と直接契約するよりも安く購入できるなどのメリットがあるケースもあります。また住宅ローンを早く返済する方法など、プロにしかわからないテクニックを教えてくれる窓口もあるので、少しでもお金のことを後悔したくないのなら相談するのがおすすめです。

失敗談や経験談も知ることができる

住まいの相談窓口のスタッフは、多くの住宅購入の現場に立ち会ってきた経験があり、成功したケースはもちろん失敗したケースなどもよく知っています。失敗談を聞いていれば自分の住宅購入にも活かすことができ、納得できる家づくりができる可能性が高くなるはずです。

また経験談などを聞くことで、より具体的に家づくりのイメージをしやすくなり、自分たちの家づくりになにが必要でなにが不要であるかなどもはっきりとしてきます。ぜひ多くの経験談を聞いて、自分たちに必要な情報を手に入れていきましょう。

デメリット

提携先が決まっている

住まいの相談窓口のデメリットとして、提携先が決まっているということが挙げられます。紹介してもらえる住宅会社は、相談した住まいの相談窓口と提携している会社のみなので、すでに住宅会社がある程度決まっている方は、その住宅会社と提携しているかを事前に確認しておきましょう。ただし、相談していく上でほかにも適した住宅会社が見つかる可能性もあるので、提携していないからといって相談が無駄になることはないはずです。

質に差がある

住まいの相談窓口で相談を受けているスタッフは、さまざまな資格を持っていたり住宅関連の会社で働いていた経験があったりしますが、すべてのスタッフが同じ知識や経験を持っているわけではありません。同じ資格を持っていても、人によって経験の差や知識の幅は変わってくるので、窓口によって質に差が生まれてしまうこともあります。

相談時間が限られる

基本的に、住まいの相談窓口は1回に相談できる時間が限られており、1度の相談だけではすべての課題が解決できないこともあります。もちろん何度利用しても無料ではありますが、忙しい方や遠方の方は何度も通うことが負担になってしまう可能性もあるでしょう。

相談前にやっておくこと

住まいの相談窓口は住宅購入についての知識がまったくない方でも利用できますが、1回の相談時間は限られています。限られた時間のなかで有益な情報を得るためには、事前にある程度準備しておくことが大切です。

具体的な準備として、まず家族で住宅購入についてしっかりと話し合っておきましょう。家族間で意見の食い違いがあると、住まいの相談窓口に相談しても意見がまとまらず、相談時間が無駄になってしまうことがあります。間取や住む場所、家に求めることなどをある程度話しておき、それを伝えるとよりスムーズに相談が進むでしょう。

そして、聞きたいことをまとめておくことも大切な準備です。相談していると気になることがどんどん出てきてしまうことがあり、本当に聞きたかったことを聞けないまま時間が終了してしまうこともあります。それを避けるためには、具体的に「年収が〇〇円の場合予算はいくらか」「家事や子育てをしやすい家にするにはどうすればいいか」などまとめてメモしておくのがおすすめです。

相談

準備ができたら、住まいの相談窓口を実際に利用してみましょう。基本的に、住まいの相談窓口は予約制となっているので、公式サイトで予約方法を確認して希望の日時で予約を取ります。

相談当日は時間が限られているので、余裕を持って訪れ、聞きたいことや不安に思っていることを遠慮なく伝えましょう。ヒアリング内容をもとに、相談員が適切な予算やローンについてのアドバイスや、希望を叶えてくれる住宅会社の紹介をしてくれます。

住宅会社は一社のみでなく複数社紹介してもらえるので、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどをしっかりと確認してください。もちろん相談したその場で決める必要はなく、持ち帰って家族と検討して、後悔のない住宅会社選びをしましょう。

契約

紹介してもらった住宅会社のなかでとくに気になる会社があれば、担当者との打ち合わせを行います。具体的なプランを提示してもらい、担当者の人柄なども踏まえて本当に信頼できる購入先であるかを判断しましょう。

打ち合わせの日程は住まいの相談窓口で調整を行ってくれ、また打ち合わせの結果、希望と合わないと判断した場合は、住まいの相談窓口でお断りの代行をしてくれます。打ち合わせなどを経て依頼したい住宅会社が見つかったら、住宅会社と直接契約を行います。

実績がある

住まいの相談窓口選びの際には、これまでの実績をチェックしましょう。相談件数を公開している場合は、相談件数のより多いほうが経験や知識が豊富である可能性があるのでおすすめです。ただし、相談件数が多いからといって必ずしもよいアドバイスができるとは限らないので、件数だけで判断するのはやめましょう。

実際によいアドバイスをしてくれるかどうかは、口コミや利用者の体験談などで判断できます。本当に必要なアドバイスや提案をしてくれるかどうか、相談したことで相談者にメリットがあったかなども確認して、信頼できる窓口であるかどうかを判断しましょう。

また、アンケート調査などで実際に利用した方の評判がいい住まいの相談窓口であれば、信頼度は高いといえます。ぜひどのような実績があるのかを公式サイトなどでチェックして、後悔しない窓口選びをしてください。

資格を有するスタッフがいる

住宅購入にはさまざまな知識や法律などが関わってくるので、あらゆる相談に対応できるスタッフがいる住まいの相談窓口を選ぶことも大切です。そしてその知識を示すのが資格であるため、信頼できる資格を有するスタッフがいる窓口を選びましょう。

たとえば適切な住宅会社の紹介をしたり、最適な購入価格や購入時期の案内をしたり、また家の工法や間取について詳しく教えてくれたりなど、住宅に関するあらゆる知識を持っていることを証明するのが「住宅購入診断士」の資格です。

また不動産取引に関して購入者が知っておくべき事項を説明できるなど、不動産取引における専門的な知識を持つことを証明するのが「宅地建物取引士」の資格です。また住宅ローンを含めたお金のプロが「ファイナンシャルプランナー（FP）」です。

このような資格を持つスタッフがいる窓口であれば、正しい情報や知識を得ることができ、後悔しない住宅購入ができるでしょう。

手厚いサポートがある

住まいの相談窓口は基本的に無料で相談ができ、住宅会社の紹介を行ってくれるなどの業務を行っていますが、じつはサポートの範囲は窓口によって差があります。より安心して住宅購入を進めていくためには、手厚いサポートがあり、すべての不安を解消してくれるような窓口がおすすめです。

具体的には、基本的な相談内容に加え、土地探しや間取りのアドバイス、住宅ローンのアドバイスなどに対応していると相談できる幅が広がります。またすでに住宅会社で見積もりを出してもらっている場合に、その見積もりが適正なものであるかをチェックしてくれるような窓口もあるので、ぜひ利用しましょう。

そして家を建てる前や契約するまでだけではなく、契約後や完成後にも相談ができる窓口だとより安心です。住宅会社のスタッフには直接聞きづらいことや言いづらいことなども相談できれば、建築中や完成後の不安を取り除くことができるでしょう。

このように手厚いサポートがあり、住宅購入のどのような場面でも安心感を与えてくれるような、住まいの相談窓口を選ぶのがおすすめです。